こんにちは!
ayanohaYOGA公式インストラクターの喜香(Yoshika)です。
2017年、お疲れ様でした。
どんな年でしたでしょうか?

自分の手に触れ
大切な人の手に触れ
今ここに居てくれること
「ありがとう」
目を閉じて、
あたたかさを感じてみましょう。
そして2018年も、
私は自分のからだとこころを大切にして、謙虚に生きていきたいと思う次第です。

さて、
1月の喜香(Yoshika)クラスのテーマですが、
私自身も、いつも心にとめておきたいこと。
”近い道より広い道”
ゴールや結果へとたどり着くのに、
早くそこへ!と思うばかりか、人は近い道を探したくなる。
例えば、到着地へ早く着くために近道を探し車を走らせたとする。
その近道は、
細い道。暗い道。ガタガタの道。
あるいは、猫が横切ったり、人が道端で話をしていてなかなか通れなかったり。
自転車や歩行者が自動車のすぐ横をすれ違うほどの狭い道だったり。

案外、近道をした方が、走りにくくて通りにくくて…
「え?!こんなはずじゃなかった!」ということもあり、到着地へ着くのに時間がかかってしまうもの。
早くゴールや結果を求めるばかり、そこまでの通り道(過程)は考えない。なんでもいい早く結果を! そこへ! と…
そこの自分は、
焦りやイライラを感じるこころ。
力が入り、眉間にシワをよせ、肩があがり呼吸が浅いからだ。
こころとからだを置いてきぼりにしないで。そのままいつも走っていたら、からだとこころは悲鳴をあげる、あるいはなにも感じれなくなってしまう。
きれいな景色や、
素敵な出会い。
ゆったりと流れる時間のなかでの充実。
地味な幸せを。
自分の、不調にも。

いつもと同じ道、広い道でいい。
あるいは少し遠回りしてみようか!
同じ道だから気づく変化もある。
遠回りしたから、新しい発見がある。
いつもからだとこころを感じやすく、新鮮にしておきたいものですね。
丁寧に、大切に。
いつも歩いていく通り道を。
からだとこころを置く場所を。
1月は新年の幕開け。
クラスでは、最初に呼吸と向き合い、中心軸を探しからだを観察することをじっくりと。鍛える前の、仙骨調整や骨盤調整、マユリアーサナ(前腕クロス)などを丁寧にやります。

その調整は、これから先へと(鍛えることへと)向かうからだに大切なこと。
地味なことだけど大切なこと。
そこをとばしてゴールへはいかない。先を急がない。いつもと同じ通り道、あるいはいつもより時間をかけて遠回り。
いつもより、じっくりと、丁寧に。
今不調に気づいたとすればどうする?
より早く治るように情報をむさぼり、速効性のある薬に頼る人が多いだろう。
時間にもお金にもこころにも余裕がないと、余計にそうなるだろう。
不調があれば、薬を飲む。
間違いではないけれど、
長く付き合っていくからだには本当にそれでいいのだろうか?
もし時間はかかるかもしれないけれど、
いつかその不調がやわらぎ、
薬を自分の力で手放せるとしたら?
それもよく考えて、
近道をしないで、からだとこころを大切にしてほしい。
広い道に身を置いて、広い視野でいつも多角的に自分を見て、周りを見て。
ぐーっとからだとこころが内側に入りすぎないように、肩の力を抜いていたいものです。

いつもありがとうございます。
2017年もたくさんの愛をいただきました、こころから感謝申し上げます。
2018年も変わらぬ愛をいただけるように、精進致します。
新しい出会いにも、夢が膨らみます。
どうぞこれからもよろしくお願い致します。
喜香